目元は人の第一印象を左右する、とても重要なパーツです。
イキイキと活力溢れる目元はそれだけで好印象を与えますし、逆に目元が暗いと鬱屈とした印象を与えてしまいます。
常に人に見られるパーツだからこそコンプレックスを抱えやすく、こんな目元になりたいと理想を持つ方も少なくないでしょう。
特に女性は、大きくぱっちりとした目元に憧れる方が多いように思います。
今回は、目元を大きくぱっちり見せるメイク方法をお伝えしていきます。
1、アイラインで大きく見せる方法
目を大きく、はっきり見せるために使うアイラインですが、ただ引けばいいというものではありません。
目の形によって引き方はそれぞれ異なります。
特に黒のアイライナーは引き締め効果があるので、上下しっかり囲ってしまうと目がきゅっと小さく見えてしまうことがあります。
黒のライナーを使用する時は、目の中央より外側か目尻だけを引くにとどめておきましょう。
この時、目尻の際より3~5mmほどオーバーして引くと違和感なく目を大きく見せることができます。
また、上下まぶたとも粘膜の上にはラインを引かないよう気をつけましょう。
マイボーム腺を塞ぎ、ドライアイを引き起こす原因となります。
まつ毛の生え際に引くのが、衛生的にもオススメです。
最後に、目頭に明るい色のアイライナーでくの字に入れてあげると、白目が大きく光が入った印象になります。
2、眉毛やまつげによって大きく見せる方法
眉毛の形によっても目を大きく見せることができます。
平行眉よりも、アーチ眉やモード眉で眉に高さをだすと、引っぱられて目も高さがあるように錯覚を起こします。
特に目の形に丸みがなく、平たい方は眉で目元に高さが出るようにしましょう。
産毛の処理をきちんと行い、眉周りをすっきりさせると目元の美しさが際立ちますよ。
また、まつげメイクを施すことで目を大きく見せることができます。
まつげメイクはマスカラ・つけまつげ・まつげエクステと種類は様々ございます。
まずはマスカラによって大きく見せる方法ですが、ビューラーを使用するとより効果的に目を大きく見せることができます。
ビューラーでまつ毛を立ち上げ、毛先が上を向くことで視線が上へ流れ拡張効果が得られる訳です。
何度か重ね塗りをすると、ボリュームも出るので目元をしっかり強調できます。
次は付けまつげを使用した方法です。
目尻に長さがあるものをつけると目が横に大きく見え、真ん中に長さがあるものをつけると縦にぱっちりと大きく見せる効果があります。
付けまつげで注意しなければならない点は、あまりボリュームがありすぎるものを選ばない事です。
付けまつげの重さで瞼が下がり、逆に目を小さく見せかねません。
欲張らず、ほどほどのボリュームにしておきましょう。
続いて、まつげエクステによる方法もあります。
エクステも付けまつげ同様、理想の目の形に合わせてデザインを選んでみるのがオススメです。
エクステは自まつ毛一本に対し一本装着していくため、まるで自まつ毛のような仕上がりになり、つけまつげよりも自然に大きく見せる事ができます。
また付けまつげと違う点は、取り外す事がないためすっぴんの状態でも目を大きく見せる事ができます。
違和感なく一番綺麗に見せるには、自まつ毛の1.5倍の長さのエクステをチョイスすることです。
長すぎるエクステは悪目立ちしてしまうので、長さを欲張らないように気をつけましょう。
初めに紹介したアイラインでの方法と、マスカラ・つけまつげ・エクステでの方法を組み合わせるとより効果的に目を大きくみせることができますのでお試しください。
3.目元のトラブル解消
そもそも瞼がたるんでいたり浮腫んでいては、いくらアイメイクを施しても理想の目元には遠いです。
加齢によるもの、生活習慣によるものなど原因はいくつかございますが、しっかりとケアして本来の目の大きさを取り戻しましょう。
・瞼が浮腫んでいる場合
朝起きて鏡を見たら、むくんで腫れていた・・・なんて経験された方もいらっしゃいますね。
まずは一番に十分な睡眠を心掛けましょう。
睡眠不足は美容に大敵です。
浮腫みやすい方は、塩分を摂りすぎている可能性があります。
塩分は水分を体内に溜め込んでしまうので、1日の摂取量を超えないよう注意が必要です。
・瞼がたるんでいる場合
目の周りの皮膚は薄く、20~30代の方でも老化や疲れの影響が出やすいです。
老化や紫外線の影響でコラーゲンやヒアルロン酸など皮膚の弾力を保つ成分が減少していく他、筋肉の衰えなどもたるみの原因です。
エレクトロポレーションで有効成分を注入したり、アイクリームを使用するなどたるみに着目したケアを心がけましょう。
眼輪筋を鍛えるケア(マッサージなど)も忘れずに行うと、より効果的にたるみが解消されます。
以上、目を大きく見せる方法をご紹介いたしました。
間違ったメイクやお手入れ方法で、逆に目を小さく見せてしまっているケースもあるので、一度見直してみてくださいね。